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第1戦で二つのアウェーゴールを奪ったFC東京。まず失点しないことが大事だった。そのためには清水の攻撃の要、長身FWヨンセンを抑え込むことが最重要だった。
清水はロングパスをゴール前のヨンセンに当て、そこに選手が殺到する。だがDF茂庭は「日本人で彼1人を抑えるのはほぼ不可能」と言う。チームで封じる手法で攻撃を完全に分断した。
試合開始から羽生、石川のMFが清水のMF兵働ら、長いパスを操る選手を追いかけ続け、ヨンセンへの精度の高いパスを出させなかった。
次はDF陣が頑張る番だ。自陣ゴール前でヨンセンと競り、ヘディングで勝てないまでも、せめて体をぶつけ、正確なプレーをさせなかった。すかさず、こぼれ球を狙って攻撃に転じた。
代表遠征で抜けた今野の代役でもある茂庭は「攻撃の選手が守りでも走り回ってくれた。だから後ろの選手は絶対耐えないといけないと思った」と振り返る。
守備の奮闘にFWは好機を生かした。前半16分、FW平山が相手のマークを速い動き出しで外し、羽生の左クロスを頭に当て先取点を奪った。
後半に体力が落ちてくれば、ほぼ全員が迷うことなくゴール前を固めた。戦いの約束事。個人の責任を全うすること。試合運び。すべてがかみ合ったFC東京。5年ぶりの決勝進出は妥当だった。(有田憲一)
asahi.com(朝日新聞社):FC東京、清水攻撃陣を徹底寸断 サッカー・ナビスコ杯 - スポーツ