城福督監『マイナスをプラスに』 カボレ移籍で選手に呼び掛け
2009年9月9日 紙面から
選手の動きを見守る城福監督(右)=東京・小平グラウンドで
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FC東京の城福浩監督(48)が8日、FWカボレ(29)がカタールのアルアラビへの移籍が決定的になったことに触れ、「マイナスのアクシデントをいかにプラスに変えられるかが勝負」と語った。シーズンの佳境を前にまさかのエース流出劇。よもやの非常事態に、指揮官が決起を呼び掛けた。
カボレが契約交渉のため海を渡った。まだサインこそしていないが…。現場を預かる指揮官は苦々しい思いを押し殺し、努めて前向きに語った。
城福監督「1つでも多く勝つことを目標にやっているが、それよりも優先されるものがクラブに存在するというのが現実の状況と認識している。いろいろ思うことはある。いろいろいろいろあるが、吐露するつもりはない。自分たちの立場でやるべきことをやるのみ」
ナビスコ杯準決勝第1戦・清水戦(2日・アウスタ)の前夜、静岡市内のホテルでカボレと会談したという。カボレ自身の意思、心境を確認し、ある確信を得た上でスタメン起用した経緯を明かした。
「サッカー人生でファイナルに行ったことがない、と。そのピッチに立ちたいし、もし(移籍して)いられなくても、自分のチームがファイナルに行くのはサッカー人生の夢の1つ。家族も含めて心底そう思っているのでぜひ出たい、チームのために戦いたいと言ってくれた」
カボレはいない。そこを嘆いても始まらない。次の戦いは迫っている。
「ここにいる選手全員、われわれスタッフが一丸となってプラスに変えられるかどうかが勝負」
いきなり直面した難局。そうであっても、勝利だけが厳命されるのがプロの世界だ。チームとしての総力が試される。 (松岡祐司)
中日スポーツ:城福督監『マイナスをプラスに』 カボレ移籍で選手に呼び掛け:365日FC東京(CHUNICHI Web)