ポストカボレだ 赤嶺先発 4カ月ぶり レギュラー奪取
2009年9月12日 紙面から
5月16日以来の先発が濃厚の赤嶺。シュート練習に打ち込んだ。=11日、東京・小平グラウンドで
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FC東京の赤嶺真吾(25)がきょう12日、アウェー京都戦(鹿児島・鴨池)で5月16日以来の先発が確実となった。FWカボレの電撃移籍というアクシデントで巡ってきたチャンス。スタメン奪回への再出発は、くしくも高校時代を過ごした地となった。11日の全体練習で主力組に入った赤嶺は「とにかく結果を求める」とストライカーとしての原点に立ち返った。
約4カ月間、待ち続けた先発の機会が目前に迫った。だが、赤嶺の思考はいたってシンプルだった。「結果を残せば、チームメート、監督、スタッフからの信頼をつかむのは早い」。狙うは得点のみ。赤嶺はストライカーとしての本能に従った。
赤嶺は鹿児島実高3年時、試合会場となる鴨池陸上競技場で全国高校サッカー選手権出場を決めた。全国ベスト4まで躍進する足掛かりとなった地。だが、「特別な意識はない」と語り、眼前の戦いに集中した。
5月末。それまで先発の機会を得ていたが、平山の調子の上昇とともにベンチに追いやられた。そして、与えらる出場時間は10分ほどに減った。6月には磐田からのオファーに心が揺らいだ。だが、逆境にも「もう一度、活躍できるよう頑張る」と先発奪回を決意し再出発した。
その間、昨季公式戦で計18得点を積み上げた感覚を鈍らせなかった。米本は言う。「真吾さんは、単純なシュート練習でもGKとすごい駆け引きをしている」。赤嶺は小平のピッチで常に実戦を想定し、ゴールへのイメージを作り上げていた。
「長い時間、出られる楽しみはある」。先発には、途中出場のように状況に応じた縛りは少ない。「思いっきりできる」と赤嶺。どんなに深い夜でも明けない夜はない。生粋のストライカーは、自らの手で夜明けを告げるゴールを決める。 (占部哲也)
中日スポーツ:ポストカボレだ 赤嶺先発 4カ月ぶり レギュラー奪取:365日FC東京(CHUNICHI Web)