Sep
17
FC東京の日本代表DF長友佑都(23)が、「世界水準」を念頭に、驚異のフィジカルトレーニングを敢行した。15日の練習後、約60メートルのダッシュを繰り返し、計1キロ以上に及ぶ激走で徹底した体力強化を図った。長友は「チームが勝つため。自分が世界に追いつくため」と、悲壮な覚悟を色濃くにじませた。
◆悲壮感漂う覚悟
鬼の形相で走って走って、走りまくった。肩で息をしながら歯を食いしばり、そして走った。
長友「オランダでアフリカ選手と対戦して、スピード、パワーのトレーニングが足りないと思った。普通に練習しているだけでは、『世界』の選手を追い越すことなんてできない。休むよりも、やることによって体が素直に反応してくれる。休むより、トレーニングした方がいい」
全身に刻み込まれた『世界』が体を突き動かした。オランダ代表ファンペルシー(アーセナル)、ガーナ代表エシエン(チェルシー)の名を挙げ、「ステージの高さを感じた」という。しかし、下から見上げているだけでは勝てない。
「練習するしかないでしょ。ただ練習しているだけでも絶対に追いつけない。自分で考えて、常に世界を意識しながらやらないといけない。長所、課題は整理できた。あとは自分次第」
自らのレベルアップこそが、チームの勝利へと還元される。課題を埋め、武器を研ぐ。その2点に尽きるだろう。
「(京都戦も)責任感を持ってやったつもりだけど…、悔しいし、情けない。でも、下を向いてはいられない。いまは、チームのためにもっともっと走りたい」
まさに向上心の塊。野性児の闘争本能が勢い良く点火した。 (松岡祐司)
中日スポーツ:長友 世界水準走 60メートルダッシュで合計1000メートル:365日FC東京(CHUNICHI Web)